| Q1: |
お見合いでフィリピンに行って狂犬病にかかっては元も子もない。この病気は発病即ち死である。貴所ではどういう対策を取っていますか?また、ハルピンではこういうことはないのか。 |
| A1: |
今までこういうことはありません。フィリピンでは248人(2004年)、中国では2009人(2003年)が狂犬病で死んでいます。かまれても発病するまでに何ヶ月(長いと1年)もあるので、すぐに洗ってワクチンを接種しないで死んだものと思われます。対策ですが、見知らぬ所でむやみに動物に手を出さないことです。お客さんの中には犬好きの人もおり、犬が好きな女性を希望する方さえいる。女性宅訪問時には注意するようにしています。「狂犬病」というが本当は、すべての哺乳類が感染対象です。
フィリピンの場合;金持ちの家の飼い犬は鎖でつながれているが、普通の民家の犬は放し飼いです。ただ、このような犬は気が弱く人が来るとすぐ逃げてしまいます。よく小さい子供が犬をいじめています。ただ、稀に知らない人に噛み付くこともあるのでやはり手を出さないことです。狂犬病の死者の中には子供が多くの割合を占めています。子供にいじめられて犬が噛み付いたのではないか。
ハルピンの場合;ハルピンでは集合住宅なので飼い犬はほとんどいない。いても小さい犬で鎖でつながれている。 |
| Q2: |
フィリピンでは犬をクリスマスに食べるそうだが、大丈夫か。 |
| A2: |
犬を食べて狂犬病になったとは聴いてない。怖いのは、フィリピン人の話では、狂犬病の予防接種をするとその犬は食べられない(食べると人間が死ぬ)。だからクリスマスに食べるために予防接種をしないということです。怖いことです。金持ちの家の番犬は食べることはないので予防接種しているようです。犬にはよく気をつけてお見合いをするようにしています。私も以前はよく犬をなぜたりしていたが今後は気をつけないといけません。 また、フィリピン永住をしようとする方は注意しなくてはならない。物価が大変安い(勿論日本人から見ての話であるが)のはそれなりの理由がある。注意することが多い。 |
| Q3: |
中国では大丈夫か |
| A3: |
中国ではハルピンは集合住宅なので犬は少ない。女性宅を訪問する時は郊外の田舎に行くので犬がいる可能性はある。こちらでは犬を食べる風習はないと思うので予防接種をしているのではないか。然し、田舎のことだし、むやみに動物に手を出さないことが大事です。 |
| Q4: |
他に注意することは。 |
| A4: |
なめられただけなら大丈夫ですが、かまれたら出血していなくても直ちに傷口を洗いワクチンを接種しなくてはならない。ワクチンは6回接種が必要。発病前に接種すれば助かる。狂犬病の発生していないのは、日本・台湾・オーストラリア・グアム・ニュージーランド等11カ国しかない(厚生労働省発表、平成18年11月16日現在)。日本は長年狂犬病は発生してないが、海外渡航者の増加、動物の個人輸入の増加により何時発生してもおかしくない状態である。尚、人から人への感染はない。 |
| Q5: |
現地で狂犬病は皆知っているのか? |
| A5: |
勿論皆恐ろしい病気だと皆知っています。然し、細心の注意を払って感染を予防するという気持ちは全く有りません(犬を食べることに意識が集中している)。フィリピンの後進性を如実に物語る適例です。この国は発展できないと思う(犬を食べるからではない。狂犬病の予防を重視しないからである)。ただ、狂犬病に無頓着というわけでもない。この写真を見なさい。 |
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≪2011年4月撮影≫ |
| Q6: |
これは何の写真ですか。何の変哲も無い街角風景だが。 |
| A6: |
建物の入り口に「Animal Bite Treatment Center」(動物咬傷治療センター)と書いてある。パグサンハンの町役場裏の消防署の隣にある。この日はセンターは開いてなかったが、時々開いている。フィリピンらしく大きな音量の音楽が流れているので何か催し物があるのかと思ってよく中を見ると、たくさんの人が不安そうな顔で座って順番を待っていた。医師の診察を受けるのであろう。犬にかまれたので狂犬病を心配して来たと分かった。毎年250人もの人が亡くなっている。怖い病気です。狂犬病が無いのは日本、台湾、オーストラリア、ニュージーランド、英国等数えるほどしかないのでよく注意してお見合い渡航しなくてはならない。 |
参考文献;
中日新聞'06/12/1朝刊、週間ポスト‘06/12/15号、国際人流2007年1月号 |